Mission

気候変動適応研究センター

これまで,防災研究所は気候変動に関する研究の中核機関として大きな成果を挙げ、我が国の気候変動の極端気象に関する研究および科学政策を先導してきました。

すでに温暖化の影響が顕在化し、気候変動がもたらす地球規模のリスクが急激に増し、2度上昇が予測される2050年に向けた影響予測と適応計画の立案は緊急の状況となっています。特に風水害に加えて、複合災害、交通等のインフラ、農業といった更に広い分野への対応が必要であり、研究の多角化が喫緊の課題となっています。

本センターは、2024年7月1日に設立され、気候変動に伴い将来激甚化が懸念される気象災害・水災害の予測や社会の適応についての研究を行うとともに、同研究についての学内外の研究者による共同研究や成果の社会還元を推進します。

Center for Climate Change Adaptation Strategy (CAStr)